

春のデトックス・ハーブといえばヨモギを挙げたいところです。
そんな中、今回は酵素材料のフキです。
春を待ちわびた時は、 フキノトウが出始めると、ああ、 もう少しで春なんだ、 と思います。 フキノトウの味噌で、 独特のほろ苦さ。 フキノトウは、栄養素としては、カロチンやビタミンAが含まれるといいます。
昔からの民間療法では、 去痰、解熱、胃健 そして生葉を揉んで虫さされや切り傷に使ってきました。
恵那周辺では巨大化したものを見ませんでしたが、 昔 祖父母に連れられて、キャラブキの材料として山へ行った時には、 フキという大きな傘を摂りに行くつもりで、ほぼ毎年出かけていました。 目的の伽羅蕗(キャラブキ)は、昔はよく作られた醤油や砂糖などで、甘辛く煮た田舎の保存食の一つですね。
北海道では、フキの下にはコロボックル。 『となりのトトロ』でも、雨が降る中、バスを待つシーンでは、 トトロがフキの傘をさしているシーンが印象的でした。
フキは夏の途中でも、 刈り取っても、 スグに生えてくる生命力が強いいう印象があります。 フキは春から夏にかけての定番の酵素材料です。 そして山ブキは、水辺の植物には、よく見かけられる、ある特徴があります。 山のモノにも、知っている限り数種類あるのですが、江田島酵素では、その特徴がとても大切と考えます。